そして、今に至る

手探り状態から始まった迷子文鳥との生活から数年後。kucibasi姉弟はそれぞれ結婚、就職し実家を離れます。

 

そして、しばらくして気がつくのです。

今の生活には何かが足りていない事に。

 

 

文鳥と、暮らしたい。

 

手に乗せた温かさが、優しい気持ちを湧き上がらせる。

可愛らしい仕草を見ているだけで心が癒され、悩みや憂鬱も些細なことに思えてくる。

 

小さな小さな小鳥は、もはや切り離せない生活の一部となっていたのでした。